カルトラツアー第1弾となる「聖地・熊野の表と裏を巡る旅」。
当日は幸いにも天候に恵まれ、2泊3日の熊野ツアーは和気藹々とした楽しい旅になりました。
こちらのページでは3日間の旅の様子をレポートいたします!
1日目、朝7時に東京駅に集合したメンバーは、名古屋から乗車される参加者の方々のもとへ新幹線で移動。無事に他のメンバーとも合流し一行は熊野へ。
道中、車窓から見える海や川の綺麗な景色を楽しんでいるうちに、バスは熊野速玉大社に到着。ここでは、正しい参拝のマナーをはじめとした、貴重なお話を植島さんにして頂きました。また、参拝マナーの他にも、昔から熊野速玉大社の中でも一番の大木である「梛の大樹」の葉をお守りとして熊野古道を歩く風習のお話もして頂きました。
参拝を済ませ、次に向かったのは神倉神社。この神社の見どころは、538段もある石段。ちょうど見頃の桜を楽しんだのも束の間、参加者の皆さん苦しい表情に。やっとの思いで昇りきると、そこには御神体である巨岩・ゴトビキ岩と絶景(見下ろせるのは「新宮市」の眺めです。)が広がっており、その景色を楽しめた達成感は参加者の皆さんの疲れを癒してくれました。
熊野はみかんの産地としても全国的に有名です。1日目の宿へ向かう途中にも、お土産に購入している方もいました。3日目に同行頂いたみかん農家の石元さんによれば、彼の栽培しているみかんだけでも50種類もあるそうです。
初日は川湯温泉で有名な冨士屋に宿泊。
ホテルのすぐ脇には川が流れていて、浴衣で散策される方もいました。
川沿いに湧き出る温泉、澄みきった川、夕焼けや朝焼けが似合う景色は一日の疲れをじっくりと癒してくれる格別なロケーションです。
温泉を堪能した後は、夕食を囲みながらの懇談会。
新鮮な海の幸・山の幸を中心とした美味しい夕食を楽しみながら、まずは石川さんより「半島としての熊野」と題したスライドトーク。陸地から見れば行き止まりでも、海から見れば入口でもある半島。そうした日本各地の半島に古来より伝わる「なまはげ」のような「異人」の存在とその役割についての話はとても興味深い内容でした。その後も、植島さんを交えて、明日の予告とともに熊野について語りながら夜は更けていきました。
世界遺産の熊野古道や熊野本宮大社、発心門王子や河原の露天風呂、冬期は仙人風呂が楽しめます。
雄大な自然と豊かな水に育まれ、心にも体にも美味しく優しい旬の素材に恵まれている熊野。オリジナルの地酒やカクテルとともに、心ゆくまで熊野の味をお楽しみ頂けます。