新春伊勢参り 前半

2015.Jan.08

新春伊勢参り 前半

みなさま、明けましておめでとうございます。
本年も文化と地域について発信するカルトラマガジンをよろしくお願いいたします。

すでに新年の初詣にお出かけになった方も多いかと思いますが、年が明けて間もない頃にご近所だけでなく、初詣のために遠出してみるのもいかがでしょうか。
というわけで、新春にちなみまして、初詣に最適なパワースポット・伊勢参りをお送りいたします。


名古屋駅から電車に揺られること約1時間半で伊勢神宮・外宮まで歩いていける伊勢市駅に到着。

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伊勢市駅から外宮の途中にある老舗旅館「山田館」

伊勢市駅を降りてすぐに、情緒あふれる建築物に囲まれます。
外宮までは徒歩10分ほど。あっという間に清らかな雰囲気に包まれます。

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外宮に隣接する勾玉の池

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せんぐう館 入口

外宮には現在、隣接するかたちで勾玉の池の隣に休憩所、そして「せんぐう館」が建っています。平成25年に正遷宮を迎えた第62回式年遷宮を期して建てられたせんぐう館では、伊勢神宮の歴史をはじめ、日本という土地に連綿と受け継がれてきた心を感じる展示が行われています。

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手水舎

せんぐう館を出たところには手水舎が。どこの神社にもありますが、起源をたどると伊勢まいりをする人々が、近くを流れる五十鈴川で身を清めた習わしを簡略化させた物だということです。発祥の地であるこの手水舎でお清めをして、さっそく境内へ。巨大な杉に囲まれ、圧倒されながら奥へ奥へと進みます。

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正宮に祀られる衣食住と産業の守り神である豊受大御神を参拝。
正宮でのお参りを済ませ、外宮境内にある別宮もお参りしました。

境内には土宮、多賀宮、風宮という別宮があり、それぞれの神様をお祀りしています。

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こちらは土宮。大土乃御祖神という土の神様をお祀りしたお宮です。外宮の境内の中では正宮から二番目に位が高いお宮としてお祀りされています。
近くを流れる宮川が相次いで氾濫し、被害に悩まされたため土の神様の位を上げて洪水から守ろうとしたのだそうです。なんとその出来事は西暦1128年の出来事だとか。長い長い歴史のある場所ということを感じます。

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正宮をはじめ、多賀宮、土宮、風宮をお参りして外宮を後にしました。
平成25年の式年遷宮で大きな話題となった伊勢神宮ですが、いつ訪れても変わらない悠久の時を感じさせる空気感で新年のお参りをしてみてはいかがでしょうか。

次回、後半では内宮とおかげ横丁のレポートをお届けいたします。






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